先日投稿した
JBL4344ミッドウーハーのエッジ交換の記事
実際の交換作業の様子を書き留めておきたいと思います。

ほとんどの人にとってはどうでもいい内容
興味のある方は見ていって下さいね・・・

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ブルーバッフルのJBLサウンドに憧れて約35年前に購入した4344、
以後、店頭に鎮座しています。
名器4343の後継機種として1982年に発売されたもの。

これ1台96kgもあり一人で動かすのは無理です
低域を受け持つ一番大きなウーハーは数年前にエッジ交換のメンテナンスを実施

その後、どうも音がおかしい。と思っていたら

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肝心なミッドウーハーが見た目には異常無かったのですが
少し触れるとエッジがボロボロの状態
ウレタンエッジは十数年で加水分解が進み劣化するのは認識していたものの
こんなに酷いことになっているとは・・・うかつでした。
ミッドウーハーは人間の耳に聞こえる中心帯域を受け持つので音がおかしいのは当然ですね。

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傷んだエッジを丹念に除去していきます。
有機溶剤で拭き取りたい衝動に駆られますがコーン紙に染みこむと物性が変わって
しまう危険があるので指先で少しずつ擦り落とします
ベタベタ、ネチャネチャ
コーン紙の外周裏側とフレーム側に凹凸が無くなるまで落とします
フレーム側はスパティラや綿棒を使っても可
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指先の感覚を頼りながらの素手が一番、1台約30分かかりました。
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古いエッジと接着剤の除去完了

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届いたエッジ、今度は高耐久性とのこと
購入先はFUNTEQさん
エッジ2本で7,398円。接着剤、刷毛、説明書のセットです。
DIYで出来たら安いと思います。
これを自分でつくろうとすると数百万の設備投資が必要になりますし
もし、ユニットを修理に出した場合でも送料込みで5~8万円程度が相場のようです。
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まずエッジをセットして寸法を確認してみます
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ここからが本番
ユニットを裏向けに置いてコーン紙の外周裏側に刷毛で接着剤を適量塗ります
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今度はエッジ側に
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手早くセットして、できるだけ均等にエッジとコーン紙の外周を接着します
表と裏から指で丹念に押さえます。空気漏れが生じないように。
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続いてフレーム側に接着剤を塗布
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ここが肝心
ボイスコイル部分のどこを押してもガサガサ音がしないように
中心決めをしていきます
このユニットの場合ダンパーがしっかりしていてよほどの事が無い限り
偏心しにくいと感じました
確認しながらエッジ外周をフレームに接着します
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全周が接着できたらその上から接着剤を塗り
ガスケット(化粧リング)を貼り付けます
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完了!この状態で数時間放置して
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エンクロージャーに取付
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周波数特性をチェック
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Before
JBL4344 Before

After
JBL4344 after
明確な差が確認出来ました。
パンチの効いた明るいJBLサウンドが蘇りました
とりあえず渡部貞夫 カリフォルニアシャワーで復活を確認
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やっとです
時間が出来たらこれでアナログレコードを聴く会でも開きますね


当店へのご連絡は 

ask@juden-kobo.com